いま生きること  |  SAYAKA

いま生きること

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入院前住んでいた葉山での太陽。入院へのカウントダウンはもう始ってた。

人生初の入院をした。
3ヵ月半の時間は、わたしを変えるのに充分すぎた。
端からみて、変わったかどうかはわからない。
でも、なにか違う、
そんな今を、生きている。

ただ、散歩するだけのことでさえ心もとなくて、
日常にあふれているストレスと向き合いながら
一歩一歩進んでいた、退院後の3ヵ月。

人の気持ちは、弱いとき、感じやすい。

自分を立たせようと必死だった頃に、
こわさの中で生きていた頃に、
書きとめた気持ちは、
なにかを放っているように思う。

(日付は新しいモノが手前に来てます)

all text and photo | Sayaka Mitake 2007-2008

見失いかけたもの。

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14:04 2007/11/18

どれ程支えにしていただろうと思う。
それは空想の出来事だったのか。
途端にやってきたものは、現実への恐さ。
そして見失いかけた自分自身を目の当たりにする。
何故こんなタイミングなんだろうかと思うまもなく、
飲み込まれて久しい。
だから取り戻すために描いている。
手を動かして、見つめなおしている。
ぐらぐらの足元にバランスを求めている。

人の気持ちなんて本当にわからないものなのだと、実感し始めていた。

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自分に水をやる。

苦しくて逃げたくて、求めすぎて枯渇した自分に、
水をやるとはどういうことだろう。
止まるにしても、進むにしても、勇気のいることだ。
自分の速度を守ることはとても大切で、
そして時に難しいこと。
思い込みと信頼の違いを誰か講じることができるの?
起こる全てにゆだねる事は、本当にいいことですか?
迷うこと、悩むことの合間に、
動き出す自分を許して。
弱音を吐いて立ち止まる自分を許して。
自分に水をあげよう。

16:38 2007/11/12

病気をした自分を許すのは大変なことだったように思う。今にして思えば。

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止まることを覚える。

覚悟して止まることだ、と思う。
今は無理だということにコミットする。
動き出せない自分を責めるのでなく、
流し、蓄えるための時間。
きちんと止まれたとしたら、
そのわたしは新しい。

20:01 2007/11/09

つい無理をしてしまう自分を止めることは、なかなか困難だった。

自分がそんなふうに泣き叫ぶのを始めて知った。

40

限界の中にあるゆとり。

もう限界だと思った。
本音を吐き出した。
ぐちゃぐちゃだと思った。
でも出さずにはいられなかった。
そのみっともなさの後に、
スペースが待っていた。
もう無理だ、という中に入った途端。
空間があった。
そこでしばらく休む必要があると直感する。
そこは真新しい空間に感じる。
今わたしの居る場所。

12:37 2007/11/09

自分のことしかできないと思う中で、
瞬間、突き動かされた。
そのハートを想い、
その内なる世界を想い、
知ってることを伝えようと試みる。
それが、いいのかわるいのかは分からない。
過剰かもしれないと思うこともある。
だけど、突き動かされてしまう。

それが自分の限界なのだなと思う。

突き動かされる時。

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10:43 2007/11/07

いいのか悪いのか、本当に分からなかったけど、今伝えなくてはと思ったことがあって。悩んだ。

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思い悩む。
だけど、しょうがないじゃないかと。
自分の思うことをやる他に、何ができるだろうかと。
躊躇して、葛藤して、その繰り返しだ。
でも、経験してきた。
本気で向き合うしかないということ。
信じてるから、やることだ。

大事だからこそ。

10:35 2007/11/07

山梨に両親と行けた時は、かなり気分転換になった。まだまだ人と一緒に外出してた。

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わたしになりかかっている。

21:12 2007/11/06

今のわたしは、わたしになりかかっている。
これまでの視点を脱ぎ捨てて、
新しい見え方を吸収し、体験している。
だからこそ、不安で、ゆらいでいる。
こんなわたしに、
自分以外のことができるとは思えない。
わたしが、わたしになりかかっている、という
奇妙なリアリティをかみしめている。

ものの感じ方の変化には驚いてしまう。生き直すとはこういうことかと思うくらいだ。