photo is eternal | NONITA
フォトイメージングエキスポPIE2009
レベルアップセミナー3月28日(土)
<セミナールームB>10:30~11:30
写真アルバムから新しいフォトブックの世界へ
手触りのある写真プリントを残すという事について
写真家 ノニータ
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1962年奈良県生まれ。
代官山スタジオ勤務中1989年に第一回期待される若手写真家20人展に選ばれ出品。
1990年にフリーのプロカメラマンに。
1991年「第一回キャノン写真新世紀」で荒木経惟優秀賞を受賞。
以降、広告、雑誌などを中心に活躍する。
写真集は優香「ひるねのほんね」矢部美穂「ハッスルテング」小川直也「轍(わだち)」など多数。
ノニータwebsite
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ノニータノート
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2009年3月15日
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おはようございます。

2009年3月15日
写真アルバムから新しいフォトブックの世界へ
家族のアルバム、子供の成長記録、結婚式のアルバム、旅の写真、恋人のフォトグラフ、風景写真、動物写真、愛するペットの写真、ブログ用のランチの写真バイク、車、電車のBook、アイドル撮影のBook,,,,,,,,,,
パーソナルなBOOKから開かれたパブリックな思いのあるフォトブックへの扉を開く為に。
撮って、人に見せてなにかしらのカタチで遺して行くという事。
新しいフォトブックというタイトルは、
そんな、今までの写真に対する思いを、
さらに、これから新しい気持ちで、
写真を遺して行くという行為を、
想像力(イマジナシオン)を働かせて、意識して、考えて行こうという事です。

はじめに
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IT世界が急速に進化して行く中ブログという媒体で、誰もが自分の世界観をいとも簡単に発信できる
世の中になりました。そうして今まで家の中でしか役割を果たせなかった個人の写真アルバムが、
全世界にネットで伝わって行くという驚異的なインタラクティブメディア環境が構築されています。
反面、高齢化が進もうとしている日本では、操作難易度の高い携帯電話機よりも簡単携帯という機種が
販売を伸ばしている事も事実です。PCやネットのことがチンプンカンプンという世代も存在します。
いくらIT社会だ!と叫んでも我々は生身の人間に変わりはありません。そんな時代にもう一度しっかりと
考えなければならない事は、手触りの感覚です。
手触りのある写真プリントを残す
2009年3月15日
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2009年3月16日

いきなり、大きなテーマから始まりました。魂の友達で写真家のMSパークさんのナチュラブログにインスパイアされたのもあって、わたくしノニータもここから始める事にしました。写真は撮影してからでないと残すとか整理するとかは語れないと思います。
みなさんはなぜ写真を撮るのですか?
あたくしノニータはプロ写真家なので写真とお金を交換して生きています。写真を始めたきっかけは、20歳の頃、まわりの友人達をハーフサイズオリンパスペンでパチパチ撮ってました。面白かったし、なによりもサービスサイズの写真を見て訳の解らないままに、盛り上がったりしていました。
この、少年のようにただただ無邪気に写真を写す事を遊んでいました。この初心を忘れずにこれからも写真を撮る行為を楽しんでいきたいと思っています。
皆さんは写真で遊んでいますか?写真は楽しいですか?写真を見て喜びに満ちあふれていますか?