nily  |  suzuki.c

 
 
 

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 「またね」と僕が口を開く前に、「さよなら」と君は。最後に彼女はゆるやかに笑って、くるりと僕に背を向けた。そこにはもう愛はなくて、なんだか僕の思う別れとは違くて、僕は立ち尽くした。
 友達から恋人への昇格があっても、恋人から友達へは、昇格も降格もない。昇格も降格もなく、その向こうにある関係があると、僕はずっとずっと思っていたけれど、今目の前にあるのは、終わりでしかないのだ。降格ですらない。
 「またね」と僕が今度こそ声をかけても、彼女は小さく振り返るだけで「さよなら」。
 それは本当のさよなら。
 おかしいなぁ。彼女をみるのが、これで最後になるのか?おかしいなぁ。彼女は、もう僕の「彼女」じゃないことはわかってる、けれど「さよなら」なんて。
 そんなはずない。そんなはずがないんだ。
 最後に見る君の居る景色が、こんな後姿なはずがない。最後に聞く君の台詞が、こんな言葉なはずがない。そんなはずないけど。
「、…」
 伸ばした手は、彼女に触れることなく、開きかけた唇は、彼女の名前を呼ぶこともなく、そっとポケットにしまった。
 静かに静かに、僕らは別れた。

 
 
 

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(自信なんて、これっぽっちもない。)

 
 
 

恋と愛の違いは?

(あいしてないよ。きっとだれも、もちろんきみも。)

愛と情の違いは?

 
 
 

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強さで今にかなうものはない。

美しさで過去にかなうものはない。

 
 

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欲しいって思うたびに遠くなる
気がして、どこいたって飛べる
気がして、裏切られたって信じ
たくて、愛したってかえっては
こなくて、そうやって失う。狂
ったって思われたっていいよ、
僕にとってこれが真実で、きみ
しかいないんだ、責めたらいい
よ、きみのせいで僕は死ぬんだ。

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.  マ ッ シ ュ ル - ム に な り た い 。
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だってあたしは簡単に他人を傷つけるよ

隣で泣いたって気付かないくせに。

 
 
 

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