nily  |  suzuki.c

「眠…」
「寝たら死ぬぞー」
「何で」
「いや俺がね?」
「何で」
「寂しくて」
「…死ね」

「お茶、淹れようか」
「おー」
「あたしコーヒーもらうよ」
「あー?だめ」
「…なんで、あるでしょコーヒーくらい」
「たった今俺が憲法に定めたんだよ。キスするとき苦いだろ」
「…っばーか」

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ふ わ ふ わ ふ わ ふ わ 、 と 。

揺らめいていたハートに、
つぷりと針を刺されてしまったようだ。

しゅんっと小さな空気の音と一緒にしゅんと縮んで、
悲しくて切なくなってしまう。

しぼんでしまった勢いで、
抜けた空気を周りに吹きかけてしまって、
もっともっと苦しくなってしまう。

ではどうしたらまた膨らんでふわふわできるのか。

それは、つぷりと刺した君が一番わかってるの。

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