父をみる  |  JiroKonami

 

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ボクはオヤジに会いに行く時、島に行く必要がある。オヤジはそこで一人で暮らしている。いつからそうなったのかは曖昧な記憶で思い出すことはできないが、ボクにとっては不思議な存在なのです。

今から四年前、写真を始めたちょうどその頃、姉が結婚し、オヤジの腕に姉が手を通した。結婚式では当たり前なこの光景もなにか違和感と共に父を感じた。オヤジの腕から手を抜き、姉は新郎に向かいオヤジはボクの横で涙を流した。その涙に父を感じ、愛を感じた。
そう感じたときから、オヤジをみるようになった。島へ行き、しかめっ面なその姿を。痩せ細った姿を、フィルムに収めていった。その地で一緒に暮らすことで、オヤジの思い出を思い返した。と共に昔小さな家で家族で暮らしていた思い出に愛しさを感じた。

島に行き、土地をめぐり、オヤジの飯を食べる。帰って現像して写真を見ると、そこに写るオヤジはどこかカワイク、かっこよかった。その瞬間ボクの中で優しい風が流れた。海風が気持ちいいあの土地を思い出した。

 
 
 

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  • 著者:JiroKonami
作 成 日:2009 年 09月 29日
発   行:JiroKonami
BSBN 1-01-00027996
ブックフォーマット:#541
 
 
 

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