青と赤ときょうと  |  MomoyoYasui

うちらは京都で写真を学んでいた。

ウツとハイテンションを繰り返して、モラトリアムを過ごした。その起伏は、まるで盆地を囲む山並みたいやった。空が紫色の頃、みんなでよう鴨川三角州に集って焼き芋をやいた。

みんなの事は「泣きたくなるほど好きで、死んでしまいたいほど嫌い」やった。
もう来年からは、寒くなっても暗くなっても、三角州に集まる事はない。
四年間で、ゆっくり、少しずつ、色んな事が変わっていった。そして それを 京都はゆるさはった。