きらきら星よと写真家は言った  |  Hosaka

きらきら星よと写真家は言った

 
 
 
 

保坂昇寿

photo | Hosaka Norihisa

 
 
 

 これらの写真は「逆照射のあかるさ(Retrospective Luminescence)」をテーマに撮った東京のランドスケープです。 80年代に映画や文学、音楽などで数多く夢見られた、サイバーパンクと呼ばれる21世紀の混沌とした東京のイメージは、90年代に入ると非常に当たり前のものになってしまいました。 今日、近未来のサイバーパンクなトーキョーとは、三十年前にイメージされた架空の歴史として、懐古趣味的な追憶(Nostalgic Reminiscence)の一つにすぎません。 00年代の東京は、映画で見たようなサイバーパンク都市になりませんでしたが、しかし80年代に夢見た何かを今でも感じられると考えています。 そんな現在でもなく、過去でもなく、未来でもない、その第三の時間として「きらきら星よ、と写真家は言った。」を見ていただければうれしいです。

ステートメント

32